HIGH CLEAR 開発物語

Development Story of HIGH CLEAR

東日本大震災が可能性を教えてくれた

私は宮城県仙台市在中です。東日本大震災の時の経験からプロテインを世の中に広める必要があると強く思い、ずっと商品化を考えてました。 私の住む宮城県は津波による影響でご存知の通り、大きな被害を受けました。震災の時には日本全国から、温かい支援の食料を頂き飢えをしのげました。ところが私の予測していたことが起こりました。 震災から2週間後・・・新聞には”タンパク質欠乏症により筋力低下で歩行困難に”という新聞記事が!そうです、人間の身体には毎日良質のタンパク質が体重×1gは必要なのです。震災時の避難食は保存の効く、炭水化物がメインで、エネルギー補給は出来るが、身体、筋肉の維持は出来ない。身体、筋肉の維持には良質なタンパク質が必要なのです。 でも電気が無い、冷蔵庫が使えない、状況では良質なタンパク質である、魚や肉の保存は出来ません。よってタンパク質は食べることが出来ません。私は常に、自宅には10キロ程度のホエイプロテインを常時備蓄しているので、震災時に小さい子供3人にも与えることが出来て子供たちは常にタンパク質を補給することが出来ました。 ホエイプロテインパウダーは筋トレの時に飲むだけでなく、タンパク質が不足した時の補給に、そして保存に最適です。まして、赤ちゃんが飲む粉ミルクもプロテインパウダーが主原料です。そんなことから、タンパク質を常時自宅に置いて頂きたい、毎日飲むものならだから、常時自宅に置いて置けるようにして欲しいという思いが強まりました。 ところが常時飲むには価格と性能の問題がありました。プロテイン=高い、またはプロテイン=名ばかりのプロテインではないか!私はプロテインを20年以上飲み続けていましたが、常に思っていたのは、毎日飲むには値段が高い!ということです。

毎日必要だから安く提供したい

そこから値段へのチャレンジが始まりました。とにかく安く届けたい。でも絶対にホエイプロテインの主原料は中国産素材は使わないと心に決め、多くの原材料メーカーと交渉しましたが、ほとんどの原材料メーカーは日本の大手企業なために新参者で、地方の零細企業は価格交渉どころか、原材料の販売を断られました。ホエイプロテインの仕入れるために、地方の食品問屋を経由しなければ、販売もしてもらえず、仕入れはすべて100%前金という厳しい条件から始めなくてはなりませんでした。まして原料も中間流通費用が発生しているので、安くはない。企業規模からして安く買うことはできないからあきらめるのではなく、いいものを安く販売する方法として、そこで考えたのはプロテインにかかる経費削減を原材料ではなく、味付けなどの開発費を削減しようと・・・通常ならばプロテインを作ってくれる企業、工場にOEM(生産発注元企業の名義やブランド名で販売される製品を 製造することを頼む)生産を頼むのですが、そうすると味付けや開発も全部行ってくれる分、どうしてもコストが高くなる。だったら自分で開発しようと・・・酸性度を計測する器械や開発に必要な、色々な必要なものを買い集め、また日本で販売してある他社プロテインメーカーのほとんどの商品を買い味の分析や内容の分析等を始めました。 そのおかげで連日、6,7杯のプロテインを試作(おおよそ600kcal)したせいもあり1年で10kgも体重が増えました。カロリーの過剰摂取だとはわかりつつも、開発を辞めることは出来ません。自分の納得の行く商品が完成したのがやっと2016年4月です。 震災から5年をかかけて完全自社開発したHIGH CLEARプロテインが完成しました。おかけ様で、今となっては、主原料のホエイプロテインは年間何百トンも弊社専用に輸入することもできるようになり、価格交渉もその都度できるようになりました。また原産国もアメリカ、ドイツ、オーストラリアと仕入れるときの為替価格や乳相場の変動を見ながら、リスク分散をさせて、常に一定の基準を満たしたいいホエイ原料をその都度交渉して仕入れております。ホエイプロテインの主原料をプロテインを作る工場にも販売させていただいております。2019年後半には、自社プロテイン専用工場も稼働の準備をしております。さらに安定的に自ら生産を目視できる体制を整えて、ハイクリアープロテインの世界進出を果たしたいと思っております。

株式会社エフアシスト代表取締役 藤倉修一